愛犬が自分のうんちを食べているのを見て、ショックを受けたことはありませんか?
子犬の食糞は珍しくありませんが、衛生面や健康面で心配ですよね。でも大丈夫です。適切な対策をすれば、やめさせることができます。今日は、実際に試して効果があった 「食糞対策」を5つご紹介します。
うんちは“秒”で片付ける
「あとで片付けよう…」「少し待ってね」と思っているうちに、子犬は興味津々で近づいていきます。食べる前にすぐ片付ける。これが鉄則です。
おすすめ対策
お散歩中にした場合は、すぐビニール袋で片付ける
家のトイレなら、した瞬間に「いい子!」「すごいね」と声をかけておやつを与え、すぐ片付ける
お掃除シートや消臭スプレーで匂いを残さない
「うんちをしたら、いいことがある」と覚えさせれば、食べるよりもご褒美に夢中になります。
フードを見直して「栄養不足」を防ぐ
「ちゃんとご飯をあげてるのに…」と思っても、子犬は消化不良や栄養不足を感じると、自分のうんちを食べることがあります。
一度チェックしてみてください
ドッグフードは高品質なものですか?(安価なフードは消化しにくいこともあります)
• 食事回数は適切ですか?(1日3~4回に分けると1番いいとされています)
• 体重に合った適量をあげていますか?
特に、消化しやすい高タンパクなフードに変えると、食糞が減ることがあります!
退屈が原因かも?「遊び」で気をそらしてみましょう
「うんちがある…食べようかな?」と思うのは暇だからかもしれません。
こんな行動をしていたりしませんか?
1人の時間が長い
エネルギーが余っている
いたずらや破壊行動が増えた
運動不足やストレスがあると、うんちで遊んだり食べたりしてしまいます。
おすすめ対策
お散歩や遊びを増やす(1日30分~1時間が目安)
知育おもちゃで頭を使わせる(フードが出るおもちゃがいいです)
一緒に過ごす時間を増やす(スキンシップで安心感を与える)
「食べるより楽しいことがある」と気づけば、食糞しなくなります。
「まずい」と覚えさせるような作戦を立てる
子犬が「うんち=美味しい」と思っている場合は、味を変えて不味くするのも有効です。
おすすめの方法
パイナップルやかぼちゃを少量フードに混ぜる(消化されると苦くなるため)
市販の食糞防止サプリを使う(犬が嫌う味に変える)
ただし、食材を試すときは少量からです!お腹が敏感な子は、お腹を壊さないように注意してください。
叱るより「良い行動をほめる」方が効果的
食糞を見つけたとき、つい「ダメ!」と大声で叱っていませんか?実はこれ、逆効果になることがあります。
NG行動
大声で怒る → こっそり食べるクセがつく
うんちに辛いスパイスをかける → 余計に興味を持つ
正しい対策
うんちをしたら、すぐにおやつ&ほめる → うんちは食べるものじゃなく、ご褒美がもらえるものと認識
食べそうになったら「おもちゃ」で気をそらす
子犬は「叱られる」より「ほめられる」方が大好き
良い行動をほめて、自然と食糞しなくなる環境を創っていきましょう
焦らず、根気よく対策をしていきましょう
子犬の食糞は成長とともに自然に収まることもあります。でも、すぐにやめさせたい場合は今日から対策を始めるのがベストです
今日からできる5つの対策
1.うんちは即片付け(食べる前にサッと処理)
2. フードを見直す(消化しやすく、栄養バランスがいいものに)
3. 退屈させない(運動&知育おもちゃでストレス解消)
4. 味を変えて「まずい!」を覚えさせる
5. 叱らず、ほめて躾をする
どの方法が合うかは子犬によって違うので、焦らず、根気よく試してみてください。愛犬の健康と快適な生活のために一緒にがんばりましょう!
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