今回は出産前から当日にどのようなことがあったのかを書きたいと思います。
私たちは里帰り出産だったので、一か月半前から別々で生活していました。
私(翔)は、シフト制のため、土、日、祝日関係なく仕事に出ていました。そのため連休を取得し、桜の実家に行って二人の時間などを過ごしていました。気軽に行ける距離ではないので、この時ばかりは近くに実家があればよかったと思いました。
出産予定日が近づくにつれて、お互いにそわそわしていましたが、もうすぐでわが子に会えるのだというワクワクもありました。
出産予定日と前後一日はいつ生まれてもおかしくないので、桜の実家で過ごしながら陣痛が来るのを待っていました。ですが、予定日の次の日になっても陣痛は来ませんでした。
当日
予定日の翌々日には仕事があったので、夜中に住まいに帰り、午前2時半くらいに就寝しました。寝てから2時間後に桜から電話がありました。私は寝起きでほとんどぼーっとしていたと思いますが、「陣痛がきた」この一言で一気に目が覚め、ベッドから飛び起きました。
朝が早かったこと、また仕事の予定も詰まっていたこともあり、すぐに家を出たくても出られない状態であたふたしていました。あたふたしながらもいつでも家を出られるように準備を進めました。朝早くに申し訳ないと思いながらも、仕事仲間に連絡をして仕事を代わってもらいました。
(本当に仕事仲間には感謝しかなかったです)
すべての連絡を済ませて家を出ました。産院が車でしか行けない場所だったので、高速道路に乗り桜の元に向かいましたが、まさかの高速道路が事故渋滞でまったくと言っていいほど進みませんでした。この渋滞中に生まれたらどうしようなども頭によぎりましたが、初産のためまだ大丈夫だと自分に言い聞かせるようにしていました。結果、到着したのは出発してから4時間後でした。
到着して陣痛室に入って束の間、破水しました。またそこでもあたふたしながらナースコールをして助産師さんに来てもらいました。部屋の外で待っていてと言われ、待っていると分娩室に移動しますと言われました。分娩室での準備が終わるまで外で待機していようと思っていたら、看護師さんから「奥さんが食べれていないご飯があるから食べてから来てね」と言われました。ご飯が美味しいと人気のある産院だと聞いていましたが、緊張でご飯の味がほとんどしませんでした。
食べ終わり、分娩室に向かってからはずっと桜の腰(仙骨)を押していました。陣痛に耐えてくれている桜に対してなんて言葉を掛ければいいのかわかりませんでした。頑張ってくれているのに頑張れも違うし、話しかけられるのがうざい(これは友達が言っていました)などもあったので、仰向けになってからは手を握っていました。後日談にはなりますが、あれでよかったと言ってくれたのでホッとしました。
分娩室に移動してから2時間後に元気な女の子が生まれました。桜の頑張り、娘の頑張り、産院の助けがあり安産となりました。初めての出産ではじめてへその緒を切らせてもらいました。どこを切るのかは教えてくれるので大丈夫でしたが、それでも緊張はしました!
最後の処置があるので娘と外で待機しながら、両親に連絡をしました。そこで緊張の糸が途切れたのか涙を流しながら連絡をしていました。自分の子供を抱っこする感覚、感情にはかなり特別なものがあります!面会時間が短いということもあったので、あっという間に時間が過ぎました。その時間だけでも、とても幸せでした。
ここまでが私の立ち会い記録になります。
これから父親になる人もいるかと思いますが、初めは本当に何もわからない気持ちになりますし、あたふたすることがあると思います。それでも、助産師さんや看護師さんが指示をしてくれるのでその通りに動けば問題ないです!実際に私もそのようにして立ち会えることができました!
あとは、奥さん、子供に対しての感謝の気持ちを忘れず、我が子を最大の気持ちで迎え入れてあげましょう!
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