赤ちゃんの健やかな成長を願うパパやママにとって、「予防接種って本当に必要?」「副反応が心配….」と不安に思うこともありますよね。
でも大丈夫です。予防接種は赤ちゃんを病気から守るための大切なサポートであり、ほとんどのワクチンは世界中で長年の研究と実績のもと、安全性が確認されています。
今回は、ワクチンの重要性やスケジュール、そして不安を感じている方に向けて「安心して受けられるポイント」もお伝えしていこうと思います。
なぜ予防接種が大切なのか?
赤ちゃんはお母さんから免疫をもらって生まれてきますが、その免疫は時間とともに弱くなります。そのため、感染症にかかるリスクが高まり、時には命に関わることもあります。
でも、予防接種を受けることで、そのリスクを大幅に減らすことができます!
重症化を防ぐ:かかって軽症で済むことが多い
集団免疫の獲得:みんなで受けることで、病気が広がりにくくなる
一生の健康につながる:B型肝炎や麻しんなど、長期的な健康リスクも軽減
「予防できる病気」は、しっかり予防してあげるのが親としてできる最大のサポートです!
赤ちゃんの予防接種スケジュール
生後2か月から予防接種がスタート!どんなワクチンを、どのタイミングで受けるのかをチェックしていきましょう。
生後2か月からスタート!
五種混合:ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ
小児用肺炎球菌:肺炎や中耳炎の予防
B型肝炎(1回目):肝炎ウイルスから守る
ロタウイルス(経口):嘔吐や下痢を引き起こす胃腸炎の予防
「まだ2か月なのに?」と思うかもしれませんが、この時期から受けることで重い病気を防ぐことができます。ロタウイルスワクチンは口から飲むタイプで、種類によって回数が異なります。
生後3〜4か月
五種混合(2回目)
肺炎球菌(2・3回目)
B型肝炎(2回目)
生後5〜6か月
五種混合(3回目)
B型肝炎(3回目)
B型肝炎ワクチンは3回接種することで効果がしっかりつきます。
生後7か月~1歳
BCG (結核予防)(生後5〜8か月までに)
麻しん・風しん(MR) 1回目
水痘(水ぼうそう)1回目
おたふくかぜ(任意接種)
1歳のお誕生日が近づくころ、新たなワクチンが増えます。特にMRワクチン(麻しん・風しん)は、日本で定期接種となっている大切なワクチンです。
「副反応が心配…」そんなパパ・ママへ
ワクチンを受けると、軽い発熱や注射部分の腫れが起こることがあります。
でも、ほとんどは数日で落ち着き、問題になることはありません。
娘にも副反応がありました。そこで行ったことを共有したいと思います。
口発熱(38°Cほど)→水分補給をしっかりして、様子を見守る
四接種部分の腫れや赤み→基本的には数日でおさまると聞いていたが、強い腫れがあり小児科へ相談
ぐずりや機嫌の悪さ→ 体がワクチンに反応しているサイン。抱っこして安心させてあげましょう
もし気になる症状が出たら?
「これって普通なのか?」「いつ病院に行けばいいのか?」と不安なときは、小児科に電話で相談すれば大丈夫です!優しく小児科の先生が教えてくれます
ワクチン後に高熱が続いたり、ぐったりしている場合は、すぐに小児科へ受診しましょう。
予防接種を安心して受けるために母子手帳でスケジュール管理
→受け忘れを防ぐため、接種を書き込んでおきましょう!
体調がいい日に受ける
→熱があったり、体調がすぐれない日は延期することも大切です。
パパやママも安心できるよう、事前に情報収集
→ 小児科の先生に「副反応が心配です」と伝えると、アドバイスをくれるので、ぜひ相談してみてください。
予防接種は赤ちゃんへの「未来の贈り物」
私たちは予防接種を受けさせることが、赤ちゃんへの「未来への贈り物」だと考えています。予防接種は当たり前と思う方がほとんどだと思いますが、最近のニュースでも予防接種を受けておらず、はしかに罹った子供が発覚したのを目にしました。赤ちゃんは自分で病気を防ぐことができません。でも、私たち親が適切な時期に予防接種を受けさせることで、命を守り、健康な未来をプレゼントすることができます。
「忙しくてスケジュール管理が大変!」というときは、小児科で相談してみてください。病院によっては、次の予防接種の時期をお知らせしてくれるところもあります
「やっておけばよかった」と後悔するより、「やってよかった」と安心できる選択をしていきましょう
どんなに小さな不安でも、ひとりで抱え込まずに、周りを信じてサポートを頼り
大切な赤ちゃんの笑顔がずっと続くように、一緒にしっかりと準備していきましょう!
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