子犬を迎えたら、最初に教えたいのが「トイレのしつけ」
でも、「なかなか覚えてくれない…」「トイレ以外の場所でしてしまう…」と悩む飼い主さんも多いですよね。
今回は、犬のトイレトレーニングを成功させる方法をわかりやすく解説します!
トイレトレーニングの基本ルール
トイレの場所を決めて固定する
犬は習慣で行動する動物なので、毎回同じ場所でさせることが大切です
場所がコロコロ変わると混乱するので、最初に「ここでさせる!」と決めたら動かさないようにしましょう。
成功したら「すぐに」褒める!
トイレでできた瞬間に、すぐに「いい子!」「えらいね!」と声をかけ、おやつをあげると、「ここでトイレをするといいことがある!」と学習します。
トイレのタイミングを見極める
犬はトイレに行く前にサインを出すことが多いです。
トイレの前兆サイン
クンクン嗅ぎ回る
そわそわする
小さく円を描くように回る
落ち着きがなくなる
このタイミングですぐにトイレに誘導する
成功体験を増やしてあげることが、トレーニング成功の近道です。
失敗しても怒らない
犬は「失敗したから怒られている」のではなく、「飼い主が怖い」と感じてしまうことがあります。
叱ると隠れて排泄するクセがつく可能性があるので、失敗したら無言で片付けるのが正解です
効果的なトイレのしつけステップ
トイレ環境に慣れさせる
最初は、犬が落ち着ける場所にトイレを設置する
いきなり広いスペースではなく、サークルやケージ内など狭い場所から始めると成功率が上がります
オススメの環境作り
サークルの中にトイレシートを敷き詰める(成功率アップ)
だんだんシートの範囲を狭めて、トイレの位置を覚えさせる
トイレの成功率を上げる
トイレに誘導するタイミングを意識する
トイレに連れて行くべきタイミング
起きた直後
ご飯のあと(15〜30分後)
遊んだあと
サークルやケージから出た直後
成功率が高いタイミングでトイレに誘導&成功体験を積ませることが重要です
成功したら即ごほうび!
トイレの場所でできたら、すぐに「いい子!」と褒めておやつをあげる。
犬は「トイレをするといいことがある!」と学び、成功率がどんどん上がります。
「トイレトレー=良いことが起こる場所」と認識させる!
褒めるときは、犬が安心できる優しい声で
トイレの失敗を防ぐコツ
失敗しやすい場所にはペットシートを敷く
犬がよく粗相してしまう場所に、一時的にペットシートを敷くと成功率がアップ!
徐々にシートを減らし、最終的に決めたトイレの場所に誘導していく。
粗相した場所はしっかり消臭!
犬は「排泄した場所=トイレ」と認識するので、ニオイが残っているとまた同じ場所でしてしまいます。
消臭対策
市販のペット用消臭スプレーを活用
酢やクエン酸+水で拭く(尿のアルカリ性を中和)
失敗したら無言で片付ける!
叱ると、「人の見ていないところでしよう」と覚えてしまうこともあります
怒らず、淡々と片付けて、次回の成功をサポートしましょう。
トイレトレーの位置は固定する
犬は「ここでする!」と学習すると、決まった場所で排泄する習性があります。
途中でトイレの位置を変えないことが成功のカギとなります。
こんなときどうするのか?トラブル対策
トイレを覚えていたのに急に失敗する…
→即原因をチェックしましょう
引っ越しなど環境の変化があった
トイレの場所が変わった
ストレスを感じている
尿路感染症などの病気の可能性も視野に
急に失敗が増えた場合は、環境や健康状態を見直すことも大切です!
トイレシートを噛んでボロボロにする…
→シートをかじらせない工夫をしましょう
メッシュ付きのトイレトレーを使う
「噛んでもいいおもちゃ」を用意して、シートに興味を向けさせない
トイレしつけは「成功体験」がカギ!
トイレトレーニングは、根気強く続けることが大切です。成功を積み重ねることで、犬も自信を持って「ここでしていいんだ!」と覚えていきます。焦らず、楽しくトレーニングを進めていきましょう!
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