「ちょっと床に降ろしただけで泣く…」「抱っこしないと大暴れ!」
子どもが抱っこを求めて泣くと、家事も進まないし、腕や腰もつらいですよね。
でも、この「抱っこじゃないとイヤ!」には、ちゃんと理由があるんです。
今回は、その理由と私たちが行っている対処法について詳しく解説します!
どうして抱っこを求めるのか
甘えたい&安心したい(愛着行動)
赤ちゃんにとって、ママ・パパに抱っこされること=安心となっています。
特に、人見知り・場所見知りが始まる時期(生後6〜10ヶ月頃)は、親とくっついていることで安心感を得ます。
疲れている・眠い
眠いのにうまく眠れないとき、抱っこで落ち着こうとします。
また、成長とともに「活動時間が増えて体力を消耗」していることもあります。
動きたいのに思うように動けない(移動のもどかしさ)
ハイハイやつかまり立ちができるようになってくると、もっと自由に動きたくなります。
でも、自分の思うように移動できないと、「ママ、パパ、移動を手伝って!」と抱っこを求めています
かまってほしい(親の関心を引く行動)
「ママがスマホを見ている」「パパが忙しそう」など、自分に注意を向けてほしいときに抱っこを求めることもあります。
イヤイヤがひどいときの対処法
スキンシップで「安心感」を補充する
日中、短時間でもいいので、目を見てスキンシップを取る時間を作りましょう。
「ぎゅー!」とハグしたり、遊びの中で触れ合うことで、抱っこ以外の安心感を与えられます。
抱っこ以外の「安心する時間」を作る
絵本の時間
→抱っこでなくても、膝の上に座らせて絵本を読むと、スキンシップを取りながら安心できます。
おんぶを活用
→家事をしながらでも、おんぶなら両手が空く&密着できるのでオススメ。
降ろされる=楽しいと思わせる工夫
一緒に座って遊ぶ
→いきなり降ろすと不安がるので、まずは一緒に座って遊ぶのがポイントです
床におもちゃを並べて誘導
抱っこから降りると楽しいことが待っている!と分かれば、自然と降りたがることも増えます。
お気に入りのぬいぐるみを抱っこ
「ぬいぐるみも抱っこしてるよ!」など、子どもが興味を持つように工夫。
「どうしても抱っこ」のときはメリハリをつける
ずっと抱っこだと親も大変なので、時間を決めて抱っこ&その後は遊びに誘導する
赤ちゃんだと時間を決めるのは難しいかもしれないですが、いつまでは抱っこ、その後は抱っこ紐など、少しずつ切り替えをサポートしましょう。
抱っこは愛情のサイン!無理せず工夫をしていきましょう親としてはしんどい時もあると思います。
ですが、「抱っこが大好き」なのは、今だけの特別な時間
無理せず工夫しながら、抱っこ時間を楽み、子供との時間を有意義にしていきましょう
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