私たちが大福を飼い始めたころ、一カ月程お腹を壊して下痢の状態が続いていました。何度も病院に行ったり薬を飲ませたりしていました。
過去に犬を飼っていて下痢が続くことがなかったので、大丈夫かなと思ったりしましたがしっかりと対策をすることで悪化したりすることはなかったです。
そこで、子犬が下痢をする原因と対策について書いていきたいと思います。
子犬は消化器が未発達で、ちょっとしたことで下痢をしやすいです。
「ちょっと様子を見よう…」と放置すると、脱水症状や体調悪化につながることもあります。
原因を見極め、適切に対処してあげましょう。
子犬が下痢をする主な原因
フードの変更・食べすぎ
新しいフードに急に変えた
→フードの変更は1週間くらいかけて徐々にしていきましょう。
(消化に良いフードを少量ずつ与える)
おやつや人の食べ物を食べた
→おやつや人の食べ物は控える
食べすぎて消化不良を起こした
ストレス(環境の変化)
引っ越しや新しい家族が増えた
長時間のお留守番や旅行の後
新しい犬や人に会った
→安心できる環境を作る(ケージやクレートを活用)
→無理に構いすぎず、落ち着ける時間を確保
→ゆっくり環境に慣らしていく
寄生虫・ウイルス感染
回虫・コクシジウムなどの寄生虫によるもの
パルボウイルス・ジステンパーなどの感染症
ワクチン未接種 or 免疫が弱っている
動物病院で便検査を受ける(特に血便・頻回の下痢がある場合は受けてください)
定期的なワクチン接種&駆虫を行う
他の犬との接触は控えめに(感染リスク回避)
寒さや冷え
クーラーが効きすぎている
冬場の冷え込みでお腹を壊した
冷たい水や食べ物を食べた
→室温は25℃前後に調整(特に子犬期)
→ベッドや毛布で寝床を温かくする
→冷たい水ではなく、常温の水を与える
何かを誤飲した
おもちゃの破片・布・プラスチックを飲み込んだ
タバコ・チョコレート・玉ねぎなど有害なものを食べた
→誤飲の可能性がある場合はすぐ病院へ行きましょう
→危険なものは届かない場所に保管する
→犬用のおもちゃも安全なものを選ぶ
下痢をしたときの対応
半日〜1日は食事を控えめにし、胃腸を休ませる
水分補給をしっかり(脱水予防)
下痢が続く場合は、病院で診察&便検査を受ける
ぐったりしている・血便・嘔吐がある場合はすぐ病院へ行く
子犬の下痢は早めの対応が大事!
フードの変更やストレスが原因のことが多い
感染症や誤飲の場合はすぐ病院へ行く
脱水を防ぎつつ、胃腸を休ませるケアをする
子犬は体力が少ないので、下痢が長引くと危険です。「ちょっとおかしいな?」と思ったら、早めに対処してあげましょう。大丈夫と思うこともあると思いますが、子犬は免疫が弱かったりするので、早め早めの行動を取り、大事な愛犬の健康を維持していきましょう。
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