子どもが発熱したときは焦ったり、大丈夫かなと心配になりますよね。
落ち着いて対応できるようにしておくことで、スムーズに行動が取れるようになります。
体温を測る
発熱の目安としては
37.5℃以上:微熱
38.0℃以上:発熱
39.0℃以上:高熱
元気があるか、機嫌がいいかどうかも重要な判断材料になりますので、子供の状態の確認は必ず行いましょう。
受診が必要かチェック
すぐに受診が必要な症状
生後3ヶ月未満で38.0℃以上の発熱
ぐったりしている、顔色が悪い
けいれんを起こした(初めての熱性けいれん)
呼吸が苦しそう、ゼーゼーしている
水分を取れず、おしっこが半日以上出ていない
上記の症状がある場合は、すぐに病院へ!
様子を見ながら受診を考える症状
38.5℃以上の発熱が3日以上続く
耳を痛がる、喉が痛そう、咳がひどい
下痢・嘔吐がひどく、脱水が心配
元気があるなら、すぐに受診しなくても大乗ですが、症状が続く場合は小児科へ行きましょう
家でのケア
熱があっても、元気なら無理に下げなくてOK!
快適な環境を作る
部屋の温度は20〜24℃、湿度50〜60%を目安に調整
薄着にして、汗をかいたらこまめに着替えさせる
水分補給をしっかり
母乳・ミルク・湯冷まし・麦茶・経口補水液(OS-1)などを飲ませる
1回にたくさん飲めない子が多いので、こまめに少しずつ与える
熱が高くてつらそうなら
脇の下・首・足の付け根を冷やす(冷えピタは不要)
解熱剤(座薬・カロナールなど)を使うのも大丈夫です(ただし、医師の指示が必要)
無理に解熱剤を使わず、本人がつらそうなら使用するのが基本です。
よくある疑問
Q. お風呂に入れてもいいの?
A. 元気があれば、短時間で入って大丈夫
ただし、ぐったりしている・寒気があるときは避けましょう。
Q. ご飯は食べさせるべき?
A. 無理に食べさせなくても大丈夫
ただし、水分はしっかりとりましょう。
食欲がないときは、おかゆ・うどん・ゼリーなど食べやすいものあげてください
Q. ずっと寝かせておくべき?
A. 無理に寝かせなくても大丈夫
機嫌が良ければ、遊んでいても大丈夫です。
発熱時は「症状」と「元気さ」をチェックをしましょう
元気なら、基本は自宅で様子を見る
ぐったりしている、けいれん、水分が取れないときはすぐ受診!
解熱剤は無理に使わず、つらそうなら使用
発熱は体がウイルスと戦っているサインです。私もきんちゃんが発熱した時はどう対応するか心配になりましたが、先生や看護師さんに話を聞いたり、周りの親に聞いたりしました。焦ってしまうこともあると思いますが、落ち着いて対応し、必要なら病院を受診しましょう!
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